【企業は個人の集合体。個人の潜在能力を発掘する】2158号 20250527
管理者は上になればなるほど、裁量権(行動の自由度)が増します。若者は管理者にはなりたくない。しかし、「自由は欲しい」と。わがまま放題。
そもそも、仕事は時間拘束されるものとの概念があるのではないか。この概念は時間から観た時です。「志事は自分を磨くものだ」と考えているとしたら、管理者になることは自分を磨くこと。自分を磨いておけば、上になればなるほど、自分の思い通りに(人間が創る)組織が有効に機能する。
「管理者になりたくない」は、「自分は成長しなくてよい」と思っているということ。「従業員満足度」と言いますが、「従業員が志事に対して満足している状態を創る」ことが「従業員満足度100点」となる。
「管理職になりたくない人」に対しては「人間力」を上げる施策を打つ事が、一つの解決策となる。
具体的には「致知社内木鶏会」という方法がある。若者の離職理由の一番目は「上司が構ってくれなかった」です。人間として使ってほしいと同時に「いいね」世代です。ラインの「既読」が付かないと、心配でしょうがない世代です。だから、月1回は、普通接触しない人達と自己開示状態で心の交流をすることです。