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【熱意とは、「どうしてもやりたいからやるんだ」。削岩機】

【企業は個人の集合体。個人の潜在能力を発掘する】1970号 20241120

稲盛翁が「熱意」について語った事
「できるからやるんじゃない。
可能性はあるからやるんじゃない。
どうしてもやりたからやるんだ」と。
稲盛翁も、厳しい環境の中で、
「どうしてもやりたい事が見つかった」という感じですね。
会社に寝泊まりして、真剣に志事をしていたら
「これはどうしてもやり遂げなければならない」と思われた。
そして、仲間が資金を作ってくれたので、会社を創業された。
「どうしてもやりたいこと」と「感謝(資金)」が核融合して、
「消えない強烈な熱意」となったのでしょう。

最近、「パーパス経営」が叫ばれています。
「会社は何の為に存在するのか?自分は何の為に会社に存在するのか?」。
ドラッカーは「人間は組織という道具を発明した」と言っています。
では、その組織は何の為に存在するのか?
その答えが「自社のパーパス」と認識した時、本当の力が出る。
「自分はこの会社に於いて、何の為に存在するのか」を認識した時に、
既成概念から隠されていた潜在能力が発揮できる。
既成概念は遡れば、親から言われた「そんなこと無理よ!」かもしれない。
パーパスを理解し、熱意を上げ、人生の多くを過ごす志事によって、
あらゆる潜在能力を開花させよう。
志事は、潜在能力を発掘する削岩機の様なものである。

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