【企業は個人の集合体。個人の潜在能力を発掘する】2212号 20250724
松下幸之助翁が「政府と国民がなれあっている日本はダメになる」と嘆かれていたそうだ。
今、まさにその状況。各党は議席のために「減税、給付」と大合唱。新聞を観てみると「財源案はなし」。1000兆円もの借金で国を回している。対処療法の景気刺激策ではなく、日本の戦略として、何をするのか?物の貿易に関税が掛かっている。では、物ではない観えないシステムに力を入れたらどうでしょう。AIも周回遅れ。
総裁の顔を入れ替えても、何にも変わらない。政府には、根本的に日本をどうするのかを提案して欲しい。企業人も、新しい価値を生む努力をする。価値は観えないものです。それを観つけるのが経営者だと思います。物を作っている。物が商品ではなく、効果が商品。滅茶苦茶上手い焼鳥屋があります。それは丁寧に仕込み、焼き、その効果が「旨い!」。商品は、焼鳥ではなく「旨い!」が商品。