【人間力を上げれば、業績は自立的に上がる】2361号 20251220
高千穂神社宮司 後藤俊彦氏「明治は、西洋諸国が二百年かけてつくった近代国家を三十年足らずで成し遂げた歴史上稀有な時代」とある。明治の惰性で、大正、昭和と入り、現在がある。そして結果、生産効率でみれば、西欧は日本の1.5倍と言う。日本には、時間の対価が「給料」との感覚を、今の多くの経営者が思っているからだろう。フィンランドは、4時には退社するそうだ。残業している人間は、効率が悪い人間という認識だろう。日本は大きな勘違いで「働き方改革」などといい、時間だけを削減した。本来は「効率上げ改革」のはずだった。これは、実務だけに気を取られ、人間學に依る人間としての広さ、深さの探求を疎かにした結果だろう。古典には「為政者の基本的考え方」が書いてある。その人間學の学びの時間を削り、日本語の時間を削り、英語を学ぶ。日本人の基礎を忘れている。
役人には任せておれない。個人個人が、高い思想を持つことこそが、日本を救うのではないか。